阿佐ヶ谷あるき Vol.3 秋の夜長に古き良き日本映画を観よう「ラピュタ阿佐ヶ谷」

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POSTED | 2018年10月24日
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読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋……、いろんな秋を、みなさんはどう過ごされますか?
食欲の秋にはもちろんPICNIC GOHANを! そして今回ご提案するのは芸術の秋、映画です。
中野から2駅隣の阿佐ヶ谷まで、のんびり秋散歩すると約30分。そこに在る、一風変わった映画館をご紹介します。

東京の町から少しずつ消えていく
古き良き文化に歯止めをかける

阿佐ヶ谷の路地に点在するカフェや呑み屋を通り過ぎ、さらに路地に入るとディープなそこから一転し、
緑に囲まれた異空間が突如現れます。

銭湯と共に小さな映画館も閉館していき、町から古き良き文化がどんどん消えていく。
その流れを止めて、町に根付く映画館を作ろう。阿佐ヶ谷在住の館主のそんな想いから、
1998年にOPENされた映画館、ラピュタ阿佐ヶ谷です。

<下町感漂う商店街の角を曲がってすぐ、広い公園の一角にあると錯覚させる
 緑豊かなラピュタ阿佐ヶ谷が出現>

ラピュタという名前と、自然と共生しているその佇まいから、ジブリ関係の建物であろうと思いますが、
名前はガリバー旅行記に登場する空飛ぶ島ラピュータから採られ、建物のデザインは切り株をイメージ。
ジブリとの関係はないですが、故 高畑勲監督のトークショーが過去に行われたことがあります。

<蔦で覆われた中庭を歩くだけでも、都会の喧騒を忘れられる癒しタイム>


<金魚もお出迎え>

日本映画の旧作専門
ミニシアター

ラピュタビルの地下1階ザムザ阿佐谷はレンタル芝居小屋、3,4階はフレンチレストラン山猫軒が併設する、
文化複合施設のラピュタ阿佐ヶ谷。

今回ご紹介する1,2階の映画館は、もともとアニメーションなどジャンルを問わないものでしたが、
都内から名立たる名画座の閉館が相次いだことがきっかけで、それを受け継ぐかのように、
OPEN5年目の2003年からは、日本映画の旧作のみをフィルムで上映するミニシアターとして愛されています。

<中庭からたっぷりの日差しが注ぐ1階は受付と待合室。期間中上映されている関連の本やグッズが並びます>


<ラピュタビルの模型も鎮座>


<アニメの神様、ロシアのユーリー・ノルシュテイン監督が来館されたときのサインは圧巻>


<200円のセルフドリンクバーは、映画を観ない方でもご利用頂けます>

午前中はヒロインもの、午後は映画が娯楽の王様と言われ盛り上がっていた50~60年代モノ、
夜はピンク&バイオレンスものという3部枠で構成されているのが特徴です。
一日6作を上映しているので、年間約290本あまりの日本旧作映画が愉しめるのです。

<訪れたこの日は、津川雅彦主演、キューバ革命十周年を記念して、日本とキューバの合作映画、
 キューバの恋人(1969年)も上映されていました>

開館20周年イベント
「もう一度みたいにおこたえします」
に行こう!

2018年11月8日に20周年を迎えるラピュタ阿佐ヶ谷。長く足を運んで頂いたお客さまに感謝し、
過去の上映作品の中からリクエストにお答えるアンコール上映イベントが
11月4日(日)~翌年1月26日(土)の約2ヵ月半開催されます。
※12月31日(月)~1月1日(火)は休館

<入れ替え制、全48席自由席のミニシアター。毎日10:15に当日全回分の整理番号付き入場券が販売されるため、
 お気に入り席が希望の場合はお早めのご来館を>

すでに終了したリクエスト期間は、一ヵ月半。会員の方々やその期間ラピュタ阿佐ヶ谷を訪れた方々にアンケートを実施し、
約400本の中から600票ものリクエスト集計を終え、55本のフィルム映画が選出されました。これは貴重!

藤圭子出演のわが歌のある限り(1971年)、三船敏郎や越路吹雪出演の吹けよ春風(1953年)など
掘り出しの逸品が日・週替わりで愉しめます。
ちょっと粋に、ちょっと渋く、今年の秋はこんなテーマで日本旧作映画に浸ってみませんか?


<ここの魅力はフィルム上映なこと。席の後方には大きなガラス張りの映写室があり、貴重な映写機を見学できます>

姉妹店、ユジク映画館も
要チェック

ラピュタ阿佐ヶ谷が2003年に日本映画旧作のミニシアターと定義としてから、12年後の2015年、
洋楽・邦楽の準新作とアニメーションを専門とした姉妹店、ユジク阿佐ヶ谷が近所にOPENしました。
ラピュタ阿佐ヶ谷とユジク阿佐ヶ谷をはしごするハードコア映画三昧もおすすめです。

<ラピュタ阿佐ヶ谷から徒歩約1分のところにあるユジク阿佐ヶ谷は、若い層に人気の映画館>

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ラピュタ阿佐ヶ谷

【住所】東京都杉並区阿佐谷北2-12-21 ラピュタビル1,2F
【TEL】03-3336-5440
【OPEN】9:30~レイトショー終映まで
【CLOSE】なし
【料金】一般:1,200円、シニア・学生:1,000円、会員:800円、毎月1日と水曜サービスデー:1,000円
【最寄り駅】阿佐ヶ谷駅北口より徒歩約2分

併設するB1Fのザムザ阿佐谷、3Fの山猫軒、姉妹店ユジク阿佐ヶ谷はそれぞれ異なります。
下記HPよりご確認ください。
http://www.laputa-jp.com/
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Writing/photo湯野澤いづみ

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