中野あるきVol.8  オーガニックワイン専門店「マヴィ新高円寺店」

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POSTED | 2017年12月11日
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中野セントラルパーク内に設置している毎月発行のPICNIC GOHANフリーペーパー、
12月は“ワインと過ごすクリスマス”をテーマに、赤・白・ロゼ・スパークリングワインを紹介し、
それらに合ったマリアージュレシピを出店者さんからご紹介頂いています。
ぜひお手に取ってご覧になってください。


<ワインもマリアージュレシピも4つずつご紹介している保存版>

そして、今回そのワインをご紹介くださったのは、EUのオーガニックワインだけを150種類以上扱っている
マヴィ新高円寺店(以下マヴィ)
こちらのお店は毎週月曜日に出店しているみのり食堂の殿岡さとりさんからご紹介いただいたお店でした。

「自主イベントをするときに提供するワインを探していて、オーガニックワインに惹かれて購入してみました。
ワインは好きでいろいろ飲みましたが、マヴィのワインは本当においしいし、なにより二日酔いにならない。
化学物質が入っていないなど、オーガニックだからと思うんですよね」とさとりさん。

中野セントラルパークからてくてくお散歩して辿り着いた新高円寺のマヴィ。とても気さくな店長、
久保さんの人柄にも惹かれ、ぜひ今回、フリーペーパーで久保さんにワインをご紹介頂きたいと思いました。
「実はお酒はあまり飲めないんです。ワインは飲めるようになりました」と久保さん。
「え……?」。


<店主の久保千尋さん。「マヴィのワインは主にフランス・イタリア・スペイン・ドイツ・ポルトガル・オーストリアから輸入しています」>

流通コンサルタントから自然食コンサルタントへ

大学卒業後の久保さんの就職先は、流通コンサルタント会社。当初は市場調査を担当していた久保さんですが、
とあるイベントに代理で出席。そのイベントこそが、久保さんの人生を変えた自然食とオーガニックワインの出逢いでした。
マクロビオティック(マクロ=大きく長い、ビオ=生命、ティック=学・術、という3つの言葉から成る食事療法)をテーマにした
そのイベントで、久保さんは目からうろこが出るほど“自然食”が持つパワー、重要さに触れ、働きながらマクロビスクールに通うほどに。

「子どもたちの将来のため、自分たちの老後のために正しい食事とは何かを学ぶこと」。
知識を得ていくうち、次第に自然食・食育サロンを持ちたいと思うようになりました。


<本も出版するほどに!「おいしい楽しい自然食はじめましょ」まどか出版>

自然食コンサルタントからオーガニックワイン専門店へ

自然食・食育サロンを持つことをライフワークにしたいと言っても、もうひとつなにか柱がないと続かないのでは?
そう悩んでいたとき助け舟を出したのがマヴィ設立者の田村 安さんでした。東京は赤坂に本社を構えるマヴィですが、
田村さんから支店を出さないかと相談を受け、まずは一緒にフランス出張に同行。
オーガニックワイン生産者を訪ね、そこのワインを飲んで驚いたと言います。もともとお酒が得意でないうえ、
ワインを飲んだ翌日は頭痛に悩まされていた久保さんでしたが、その日はすっきり。

「これまで飲んできたワインと違うし、おいしい」と感じ、これが“大量の化学物質を使っていないオーガニックだからだ”と
体感したのだそう。「わたしと同じように本物のワインを知らない人はたくさんいるだろう、伝えていかないと」。
支援する・指導するが目的のコンサルタントという職業。久保さんは流通を得て、こうして食育・オーガニックワインへの
コンサルタントへと辿り着き、2009年に新高円寺にマヴィをOPENしました。


<品質を維持するために低温倉庫保管は当たり前、と言う久保さんのこだわりで店内にはワインセラーも完備>


<生産者ごとに陳列されているので見やすい・分かりやすいワインたち>

本来、オーガニックであるべきワイン

そもそもワインはぶどうの果実を潰し、醗酵するだけでできる自然で素朴な飲み物。農薬を使わずぶどうが育てば
オーガニックであること、毎年味が変わることが当たり前で、大量生産や味を均一にするためさまざまな
化学肥料が使われるようになり、それが一般的なワインになってしまいました。

オーガニックワインにもいろいろありますが、マヴィが取り扱っているそれの特徴は、農薬を使わない
自家栽培ぶどうを使用していること、天然酵母による自然発酵なこと、香料・酸味調整剤・色素安定剤などを使っていないことなど。
栽培から醸造全てを自家で行う生産農家の“手間暇かかった作品”と呼ぶにふさわしいものだけを輸入しています。

そう思いながらワインのラベルを知ると愉しくなるもの。よく見かけるオーガニック認証マークをご紹介します。

ユーロリーフ

EUの有機農業規則に従って生産され、基準を満たした農産物であることを証明する、EU独自の有機マーク

AB(Agriculture Biologique)

Biologique(ビオジロックとはフランス語でオーガニックという意)。栽培から商品加工にいたる全ての工程、
添加物まで厳密な管理と監視により、フランス政府の厳しい基準をクリアした商品につけられるマーク

デメテール

オーガニック農法に加え、バイオダイナミック農法(月の満ち欠けに合わせてぶどうを育てるなど、人智学の
ルドルフ・シュタイナーによって提唱された有機農法・自然農法 の一種で、循環型農業)により栽培・醸造していることを
表す国際認証団体マーク

今夜はオーガニックワインを頂こう

そして、PICNIC GOHANのフリーペーパーで久保さんがご紹介してくださったおすすめワインがこちら。

赤ワイン コート デュ ルーション(フランス/ルーション地方)3,180円

「生産者のブーリエさんが作る赤ワインはどれもおすすめ。とくにこちらは果実味がしっかりしていて、だけどソフト。
リピーター続出の1本です」

ロゼ ツヴァイゲルト&ポルトゥギーザー(オーストリア/ニーダーエスタライヒ地方)2,590円

「オーストリアで最も広く栽培される赤ワイン用品種のツヴァイゲルトに、タンニンの少ないポルトゥギーザーという、めずらしい品種を使っているのが特徴です」

白ワイン エデルツヴィッカー(フランス/アルザス地方) 2,890円

「マヴィ新高円寺店を開こうと思ったきっかけとなった、フランス出張中に飲んだ中で一番おいしかったワインです」

スパークリングワイン カヴァ ブリュット(スペイン/カタルーニャ地方)2,990円

「スパークリングワインのオーガニックは珍しいうえ、このお値段で買えるリーズナブルさもおすすめの1本です」

試飲もできるマヴィ新高円寺店へ行こう

ワインが購入できるのはもちろん、ワンコインから試飲できるグラスワインやおつまみを愉しめる憩いスペースもあり、
不定期で音楽や食育のイベントも開催されています。


<久保さんがセレクトしたオーガニック食品や雑貨も。食品はグラスワインのおつまみとしてその場で食べることもできる>


<週替わりのグラスワインとおつまみのお品書き。「一度開けたらおいしいうちに飲みきりたいのが特徴のワインなので、
このような試飲スペースを作りました。毎日1本開けてワインを愉しむ常連さんもいらっしゃいます」>


<この日頂いたのはお店で一番人気、小さな畑でぶどうを育て年間5~600本程度しか生産できない貴重なフランスの
カイロル グラスワイン(920円))とドライフルーツクリームチーズ(400円)>

需要があれば生産者も増え、買い手も増える。オーガニックブームなこともありEUでは
少しずつオーガニック農法に転換する生産者も増えていると言います。
身体の中に入るものだから、食事と雰囲気をよりおいしく、愉しくさせるお酒という名のワインも
オーガニックなものを。今年のクリスマスはマヴィのオーガニックワインで過ごしませんか。


<猫好きの久保さん。赤ワインを飲む猫、という斬新なタペストリーがお出迎え>

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マヴィ新高円寺店
【住所】東京都杉並区梅里1-7-7 新高円寺ツインビル1階
【Tel】03-5929-9786
【Open】12:00~20:00(日曜は19:00まで)
【Close】水曜日
【最寄り駅】東京メトロ地下鉄「新高円寺」駅より徒歩約30秒
https://mavie.jp/shinkoenji/
※お電話、メールでのご注文も承ります。まずはお問合せください

Writing/photo湯野澤いづみ

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